Raspberry Pi 入門 (4) ネットワーク環境を設定する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Raspberry Pi 3 環境設定

前回の「Raspberry Pi 入門 (3) 基本環境を設定をする」に引き続き、無線LAN(WiFi)の設定、固定IPアドレスの設定、SSH/リモートデスクトップの接続など、Raspberry pi 3のネットワーク環境の設定を行っていきます。

無線LAN(WiFi)を設定する

Raspberry Pi 3にはWiFiモジュールが内蔵されています。これを利用するよう無線LANの設定を行います。
ここでは、Raspbery Pi 3(Raspbian)のデスクトップからGUIで設定を行います。

Raspberry pi 3(Raspbian)デスクトップメニューの無線LANアイコンをクリックし、アクセスポイント識別名(SSID)の一覧を表示します。

  • 接続するアクセスポイント識別名(SSID)を選択します。

  • プリシェアードキー(パスフレーズ)を入力します。

  • デスクトップメニューの無線LANアイコンがアクティブになっていることを確認します。

固定IPアドレスを設定する

現状では、ネットワークルータのDHCP機能により、IPアドレスが自動的に割り当てられいる状態です。他のPCなどからRaspberry PiへSSHやリモートデスクトップ接続する場合、IPアドレスが変動すると面倒ですので、Raspberry Piに固定IPアドレスを設定します。

Raspberry Pi(Raspbian)のデスクトップメニューから「Terminal」を起動します。

$ ip addr
(略)
3: wlan0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000
link/ether b8:27:eb:cb:3a:4d brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.179.6/24 brd 192.168.179.255 scope global wlan0
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 fe80::1912:46ad:a8c5:5ab4/64 scope link
valid_lft forever preferred_lft forever
  • 「ip addr」コマンドで、現在のIPアドレスを確認します。
/etc/dhcpcd.conf
# 追記
interface wlan0
static ip_address=192.168.179.10/24
static routers=192.168.179.1
static domain_name_servers=192.168.179.1
  • Raspbian Jessieでは、/etc/dhcpcd.confファイルへ固定IPアドレスをを追記します。
  • Raspberry Piをリブート(REBOOT)します。
$ ip addr
(略)
3: wlan0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000
link/ether b8:27:eb:cb:3a:4d brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.179.10/24 brd 192.168.179.255 scope global wlan0
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 fe80::1912:46ad:a8c5:5ab4/64 scope link
valid_lft forever preferred_lft forever
  • リブート後、指定したIPアドレスが設定されているかを確認します。

SSHで接続する

Raspbian Jessieの初期状態では、SSH接続が無効に設定されています。これを有効に設定し、PCから「Tera Term」でSSH接続できるようにします。(「Tera Term」はサイト「https://ttssh2.osdn.jp/」からタウンロードし、PCへインストールしてください)

Raspberry Pi(Raspbian)のデスクトップメニューから「Terminal」をクリックします。

$ sudo raspi-config
  • root権限で「raspi-confug」を起動します。

  • 矢印キーで「5. Intarfacing Options」を選択し、「Enter」キーを押します。

  • 矢印キーで「P2 SSH」を選択し、「Enter」キーを押します。

  • 「<はい>」を選択し、「Enter」キーを押します。

  • 「<了解>」を選択し、「Enter」キーを押します。
  • PCから「Tera Term」を起動します。

  • Raspberry PiのIPアドレスを指定し、「OK」をクリックします。

  • ユーザ名とパスフレーズを入力し、「OK」をクリックします。

Raspberry Pi 3 日時の表示

これで、Raspberry PiにSSHで接続することができました。

リモートデスクトップ接続の設定

PCからリモートデスクトップでRaspberry Piに接続し、GUIで操作できるようにします。

PCからRaspberry PiにSSHで接続します。

$ sudo apt update
$ sudo apt install tightvncserver
$ sudo apt install xrdp
  • root権限で「tightvncsever」と「xrdp」をインストールします。

PCで、「リモートデスクトップ」を起動します。

Raspberry Pi 3 リモートデスクトップ接続

  • Raspberry PiのIPアドレスを指定し、「接続」ボタンをクリックします。

PCの画面にRaspberry Piのデスクトップ画面が表示されました。

Raspberry Pi 3 リモートデスクトップ接続

  • Raspberry piのユーザ名とパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。

Raspberry Pi 3 リモートデスクトップ接続

これで、他のPCなどからRaspberry Piへ接続し、GUIで操作できるようになりました。

IoTでは、正確な時刻を扱うことが重要です。次回は「Raspberry Pi 入門 (5) 時刻同期の設定をする」で、NTPによるRaspberry Piの時刻同期の設定を行っていきます。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*